医療分野に特化したソフトウェア開発を行う企業様より、新規医用アプリケーションの立ち上げに伴い、UI/UX設計についてご相談をいただきました。
本プロダクトは、診断・治療・術前シミュレーションなど、医療現場における精度と安全性が強く求められる領域で使用されるアプリケーションであり、単なる操作性の良さだけでなく、医師や検査技師の思考・判断プロセスに寄り添った設計が不可欠でした。
そこで縁デザインでは、企画設計段階から伴走する形でデザイン支援を開始しました。
医療現場の高度なニーズをUI/UXで可視化―新規医療アプリの開発でグッドデザイン賞を牽引―
プロジェクトを担当したデザイナー
医療・AIなど専門性の高い領域を中心に、UI/UXデザインを手がけるデザイナー。
ユーザーリサーチやヒアリングを重視し、医療現場や業務フローを深く理解したうえで、直感的で迷いのない体験設計を行っている。
新規医療アプリの開発では、コンセプト設計からプロトタイピング、UI/UXデザインまで一貫して担当し、UI/UX部門におけるグッドデザイン賞受賞を牽引。
「難しいことを、誰にでも使える形にする」ことを軸に、プロダクトの価値を最大化するデザインを得意としている。
相談内容
主な課題
新規プロダクト開発という特性上、明確な正解や前例が存在せず、
医療現場でのリアルなニーズや潜在的な課題を的確に捉え、それをUI/UXへ落とし込む必要がありました。
社内にはデザイナーやコーダーは在籍していたものの、
・医師・検査技師へのユーザーヒアリング設計
・医療特有の業務フロー・制約条件の整理
・要件定義から情報設計までを横断的に進める役割
が不足しており、「現場理解」と「プロダクト設計」をつなぐハブとなる存在が求められていました。
アサインしたエキスパートデザイナー
・プロダクトマネージャー
・UI/UXデザイナー
医療現場の要件整理から体験設計までを一気通貫で進められる体制を構築しました。
支援概要
(2)課題発見/要件定義/情報設計
(3)コンセプト設計
(4)プロトタイピング
(5)UI/UXデザイン
支援詳細
本プロジェクトではまず、実際にアプリケーションを使用する医師や検査技師への綿密なヒアリングから着手しました。診断や治療、術前シミュレーションの精度向上に直結するプロダクトであるため、表面的な要望だけでなく、日常業務の流れや判断時の思考プロセス、現場ならではの制約条件まで丁寧に掘り下げていきました。
ヒアリングを通じて得られた情報は、そのままUIに落とし込むのではなく、課題構造として整理し、要件定義・情報設計へと昇華。高難易度な医療情報を扱いながらも、操作時の迷いを極力減らし、直感的に使える体験を実現するため、段階的なプロトタイピングを行いながら設計精度を高めていきました。
また、本プロダクトは新規開発であったため、UI/UX設計だけでなく、プロダクトとしてのコンセプト設計からも深く関与。
「医療現場のニーズに、迅速かつ正確に応えること」を軸に、インテリジェンスでスマートな体験を目指し、UI・UXの一貫性を追求しました。
その結果、医療現場での実用性と先進性を高く評価され、
UI/UX部門においてグッドデザイン賞の受賞を牽引。
専門性の高い医療領域においても、デザインの力で価値を最大化できることを示す事例となりました。